I may pour my spirits in thine ear

メタルマクベスdisc2のレスポールJr.様に魅せられたヲタクのブログ

俺の心は滅多魔喰でいっぱいだぁ~♪(メタルマクベスdisc2感想)

どうも!メタマク狂いのレスポールJrさまの卵焼きのお弁当職人こと、にこメタルDeath!

 

 

レスポールJrを見る為にステアラに通ってもう早くも1ヶ月が経ち、気づいたら残り僅かになってしまったメタルマクベスの、自分的感想をここに書き散らしたいと思います。

 

もうそろそろTwitterだけじゃ書ききれなくなってきたので…笑笑

 

 

 

個人的主観も入っていますし贔屓目も入ってるかもなので、それでもいいよという方はスクロールしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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初めに言っておくが、恥ずかしながら私はこれを見るまで劇団☆新感線を今まで1度も見たことがなかった。

 

 WOWOWで特集されているのを見ては、いつかは見たいとは思っていたが、何故だか少し遠い存在に感じて一歩を踏み出せずにいた。

 

新感線といえば古田新太さんあたりの個性派俳優が中心となって、小栗旬さんやら森山未來くんら実力派俳優を集めて、オールスター級のキャストで何か面白いことをやっている、というイメージしか持っていなかった。

 

また、幼少期毎週毎週見ていたハリケンジャーのおぼろさんこと高田聖子ちゃんが新感線の劇団員という事も知らなかった。

 

 

そんなイメージしか持っていなかった私が、原嘉孝をキッカケに新感線に狂い始めたのだ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、言い換えよう。

もう既にステアラに初めて足を踏み入れたあの初日から、「狂い始めていた」のだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めはこんなに行く予定無かったんだ!!

 

 

 

 

 


ただ「嘉くんが出てるから見に行こうかな〜」くらいの気持ちだったんだ!!!!!!

 

 

3回くらい見られたら嬉しいな、と思っていたのに!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劇団☆新感線ヤヴァイ。
恐るべしいのうえひでのり

 

 


いのうえさんに足向けて寝られねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

今や新感線の為に生きているしステアラでぐるぐるしてないと落ち着かない毎日を過ごしている。

もはや生活の一部。メタマクが終わった自分が想像出来ない。

 

 

 

こんなに面白いならもっと早くから見ておけばよかった…!!!

 

 

 

 

 

バンバンバーンとか神ちゃん出てるから行こうかな〜とか思ってたのに。

何故そこで行かなかった?!?!?!

 

 

 

 

おーれのー、かーらーだは、メタマクでいっぱい~♡なメタマク依存症になってしまったヲタクが、ストーリー解釈ならなんやらつらつらと並べてみます。(残り6公演なのでネタバレもろもろいいかな?と思って書く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、

キャストがイケメンと美女しかいない!!!!!!!

 

 

 

 

 

☆ランダムスター(尾上松也さま)…

初めてメタマクで生で見たけど(声はモアナで死ぬほど見ていたが)、お美しかった。

めちゃくちゃ美しかった。

 

あの切れ長で美しい瞳。

スっとした細いあの鼻筋(個人的にあの鼻になりたい。美容外科に写真持っていきたい)。

スケタンならぬスケT(メッシュ素材の透けてるトップス)を着てもキマッてしまうあのマッチョなお身体。

櫻子ちゃんとの圧倒的体格差でその存在感をこれでもかと出している松也ランディもといマクベス魔Ⅱ夜。

 

 

そう、傾奇者とはこの男の為に作られた言葉!!!!!

 

 

そんなランディの魅力が伝わるシーンが、

 

1幕オープニング

「きれいは汚い、ただし俺以外」

 

 

これを無くしてランダムスターは語れない。

 

 

このランディの声の出し方(というか歌い方?)が個人的にすごくツボで、毎回毎回今日はどんな歌い方をしてくれるんだろう?と楽しみだった。

 

驚くほど高音の響く日もあった。ビブラートがめっちゃ震えて心臓が震える日もあった。

もちろん何十公演も歌うので、あれ?松也さん今日声枯れてない?みたいな日もあった。

そんな時も、「オレは完璧さ〜♪」と言いながら、「ランダムスターとして100%の力を出していない」感が出てて凄く好きだった。

 

舞台のオープニングで殺陣をしながら歌う、これがどれ程難しいことか。

 

尾上松也、恐れ入った。

 

 

そんなランディが登場して、「俺は俺さえ裏切る」とローラと背中合わせになって敵を見るあの瞬間。

言葉では語り尽くせぬ2人の強さが滲み出ていて、のちのストーリーを考えるとめちゃくちゃエモい。。。

 

尾上松也岡本健一の男っぽさかっこよさ、そして二人の美の暴力と男のロマンがあの一瞬に込められているのだ。

オカケン×松也のマツケンコンビ、たまらねえ一生ついていきます!!!(ちょろいヲタク)

 

 

それからこの曲、個人的に歌詞が凄く好き。

「きれいは汚い、ただし俺以外」と強気な事を言っているのに、「寝ても冷めても俺は愛妻家」な弱い一面が見えるのが可愛くて好き。

 

そして「俺対俺の終わらぬ戦い」と歌っているならば、つまりランディの心の中の戦いも、俺(=ランディ)が死ぬまで続くのだ。

 

最後は「俺は俺は 俺を超えるのさ」と歌って本当に毎回毎回俺を超えてくる尾上松也が好き。

 

 

 

 

 

 

 

クドカン天才。いや、天才というよりも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故クドカン国民栄誉賞が贈呈されていないの?!?!?!??!?!?!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後にマクベス魔Ⅱ夜、コミカルで可愛くて天使!!!!

松ぼっくりドMでかた焼きそば好きなの可愛い。

 

 

 

 

 

マクベス夫人(大原櫻子ちゃん)…

めっっっっちゃくっっっちゃ可愛い。

 

そもそもの夫人が可愛いキャラクターなのか、大原櫻子の素なのか、いのうえひでのりはたまたクドカンが作りだした可愛さなのか分からないが、とにっっっかく可愛い。

 

喋り方も好き、衣装も好き、しぐさも性格も好き、ヘアもメイクも好き。

そして何より性格が私に似てる笑(超わがままの超気分屋)

 

 

 

 

 

まず衣装、とにかく好きです。

 

当方ゴスロリおばけなので(ヤマトナデシコ七変化とか家に何十冊もあるし好きなブランドはalice in the piratesだしガールズモードならraven candleを選ぶタイプ)、この生地どこで買ったんだろう…?とか、この柄は何故この柄にしたのか…?とか、目を凝らして見てしまう。

 

衣装を今までの夫人と比較すると、松たか子夫人はそんなにゴテゴテしてないシンプルだけどメタルっぽいドレスで、ナチュラルに壊れていく様子が衣装からも読み取れるのだが、櫻子夫人は、透け素材を使ってセクシーさも出しつつ、チュチュの膨らみやパフスリを使ったりしていて、他の夫人には出せない幼さの残る可愛さも出す事が出来ている。

 

 

 

こりゃ大原櫻子にしか着こなせない夫人の衣装だ!!!!!

 

 

 

 ちなみにめぐ夫人(濱田めぐみ)はあふれ出る絵にかいたようなセクシーさで大人の女の計算高さが衣装からも読み取れて、長澤まさみ夫人はチラシとかパンフ撮影みるかぎりこれもちょっと大人め。

 

あとは見た目に関して言うと、1幕ではチークもリップもしっかり血色良すぎるくらい色付いてて、髪の毛は外ハネで「カリラハワリワリノミライヲヨゲンシテイル」とコミカルに笑うのに、2幕では血色が悪くなってアイシャドウも人間味のない色で髪の毛はぼさぼさ。

キャラクターとしては1幕と2幕の見た目の違いが一番顕著。

 

 

櫻子ちゃんのもともと持っているであろう、「"幼さのある(=フレッシュな)"女性らしさ」を、2000000%くらい引き出したのがdisc2夫人なのである。

 

 

 

 

 

 

そして性格。めちゃくちゃ好き。

自分の欲のままに生きていて、わがままと捉えられることもあるけど、何より狂ってて好き。

初演の松たか子夫人よりも性格も言動も何もかもかなり幼くて、同じキャラクターを演じているはずなのにこうも違うのか…!と毎回驚かされる。

 

 

 そして夫人、ランディよりも自分が大好き。

色んな方がこれ言ってるけど、何故ランディと結婚した?

自分の欲のままに忠実に生きてるはずなのに、あれだけ尻に敷いてランディを顎で使ってあっけらかんとして、ランディへの愛情は全く感じられない。

もしランディが夫人より先に死んだとしても、「へぇ、で?」とか言いそう。

 

 

 

特に顕著なのがメイプル城で、「早く帰ってきてランディ」と夫人が呟くシーン。

 

初演では「早く帰ってきてランディ!そして私を抱いて!」と言っているのに、櫻子夫人はいきなり「ランディはどこ!?あの人なにしてるの!!!!??」と叫び、怒り狂ったと思えば「その耳に、その心に、女の邪悪さを分けてあげましょう」と微笑む。

櫻子夫人、ランディへの愛情がほぼなし。

 

 

 

 

ランディが好きだから、ではなく、「誰よりも大切な自分の為に」「自分の欲(=王の妻になる)の為に」将来性を考えて彼を選んでしまった感がある。

 

 

 

将来性を考えたのに選んでしまった、と書いているのは、これは想像だが、夫人は「王国のナンバーに入るような男の妻であれば不自由なく、欲のままに暮らせる」と思ってランディを選んだが、あまりのふがいなさにあきれているようにも見えるからだ。

 

 

 

 

 

 

 

確かにメイプルの領主だけでも不自由なく暮らしてはいけている。

 

 

 

 

 

 

しかし、「女の欲は際限がない」ので、王国のナンバーでは物足りない。

もっともっといい暮らしがしたい。もっともっとランディを出世させたい(=地位の高い男の女になりたい)。そしてもっともっと…と次々と欲が溢れだして、彼女自身では制御が出来なくなってきてしまう。

 

 

 

 

レスポール暗殺後、夫人は王の妻になるためには王を殺すしかなかった、と歌うが、ジュニアと結婚すればよかったのでは。

 

それともジュニアに何かしらの理由があって、結婚出来なかったからこそ、少しでもランディを地位の高い男にしたかったのでは。

 

 

 

選ばなかった要因はジュニアが幼すぎる、ジュニアに女がいた(原作ではいる)、自分に振り向いてくれなかった等が考えられるが、もうちょっと長くジュニアの乳首をマッサージしていれば、夫人はランディを選ばなかった可能性さえ考えられる。

 

 

また、ジュニアの弱点を知りジュニアが寝巻に着替えている隙に短剣を奪い取るくらい計算高いのに、「悪事に関してはまだ青い」。ランディの不甲斐無さも想定外だったのでは。

 

 

 

 

 

 

ジュニアと夫人の関係性も、初演よりもぐっと距離が近いので、その辺を色々考察出来て楽しい。

 

それともあれか、自分を可愛い、好きだと言ってくれる人でちょっと出世しそうなやつなら誰でもよかったのでは。

 

 

夫人の設定年齢がいくつか分からないが、(ジュニアより年上だと考えれば10代後半から20そこそこ。2218年には人類はもう少し年齢よりも顔が幼くなってる可能性もあるから断定はできないが)、

その幼さと若さゆえの気の強さが、マッチョだけどちょっと気の弱い松也ランディと、デコボココンビのように息ピッタリで好きなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

それと、何よりさすが大原櫻子

 

 

 

 

 

 

 

歌が上手すぎる。

 

 

 

 

 

 

今まで聴いた人類の中で一番歌が上手い。圧倒的に。

後半戦からは「私の殺意~私の失意」であえて音程を崩すように狂ったように歌い始めて、普段の可憐な大原櫻子ちゃんからは想像できない歌が聴けるのでこれから聴く方、さくふぁむの皆様、メタマク狂のはしくれが2幕の夫人がめちゃくちゃ好きだと覚えておいてほしい。

 

 

 

ちなみに、睡眠薬を飲んでも飲みすぎたりしてもあんな風にはならないので、「睡眠薬」と医者が渡したものは本当は精神安定剤で、(精神安定剤は薬が合わなかったり用法容量を間違えると不安や苛立ちを覚える事がある)本人達はそれを睡眠薬だと思って飲んでて(自分たちが気が狂っていると自覚したくないから…?)

じゃあ誰があれだけ可愛かった夫人を壊したのか…と考えるとさらに深く考える事が出来そうだ。

 

 

あとは「ランディつおいの~!」で笑いをこらえてるんだけどこらえきれずに後ろを向いて肩を揺らしてる櫻子夫人が好き。

 

 

そんな櫻子夫人の私のイチオシシーンは、

「私の殺意」「キャラメルの歌」夢遊病のシーン

 

 

 

さすが大原櫻子、印象に残ったシーンが全て歌のシーン。

 

「私の殺意」はメタマクの中でも特に好きな曲で、「歌詞がないなら好都合よ、あたしが歌ってあげるわ!!!」とランディからマイクをもぎ取り歌うのが好き。

この曲は劇中に何度も何度も出てくるが、強弱の付け方や歌い方で夫人の心情が読み取れるのだ。

 

 

 

1回目の私の殺意は、「私の身体は残忍さで~(ここまで声量強めの強気な低音)、い~いっぱぁ~い~♡ふふっ♡(可愛らしい夫人に戻る)」。

 

2回目、夢遊病中の私の殺意。「わぁ~たぁ~しの、かぁ~らぁ~だは、」(ふらふらとして無意識に歌っている感じ)

 

3回目、反乱軍が向かって来た時の私の殺意。「わーたぁーしの!!!かーらーだはぁ!!!!」(半狂乱になって歌う。私の失意に続く)

 

 

 

 

 

1回目のような感情のアップダウンが、かなり精神力を使うので、さらに夫人を狂わせてしまう要因となっているのではないかと。

2回目は、無意識に自分に殺意を向けていて、3回目はランディが王ではなくなってしまう未来に絶望して自暴自棄になっている。

その違いも、沢山の解釈が出来るので好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

「キャラメルの歌」

 キャラメルの歌、初演にはなかった(あったとしてもそんなに印象は強くない)気がする。キャラメルの歌が好きな理由は、前後の台詞の掛け合いがこの歌のはじまりと終わりにおいて重要な役割を果たしているから。

 

 

「煮詰まる煮詰まる煮詰まる煮詰まる煮詰まるの!!!!!!!」

 

安定剤が効かなかった(?)夫人が、本当に精神安定剤にしていたものは、キャラメル。

 

そんな安定剤となるキャラメルを渡したランディが、「夢の中で歯を磨こうね」と歌うのが趣深い。現実的な事は考えないように、なるべく現実的な事は夫人から離すのが最優先。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして夢遊病のシーン。

「落ちない…落ちない落ちないどうして落ちないの!?!?」から、「地獄は寒い…地獄は暗い…」のシーンが特に好き。

その時に歌う「私の殺意」が、「まるでぇ…」の所だけ優しく歌うの。

優しく歌ったと思ったら、

「さ!つ!い!のぉ~!!!!た!ま!ね!ぎ!!!!!む、いーても!!む、いーても!!」と自分の欲に終わりが見えない事に気付いた恐怖と、自分自身の残忍さと「レスポールには妻がいた!!!」のに、レスポールを殺ってしまった罪悪感に苛まれてバルコニーから飛び降りようとする。

 

 

 

 

ここ、凄く共感する。

もちろん私はレスポールを殺ったわけではないが、罪悪感に襲われすぎて似たような経験をした事があるからだ。

 

 

 

そんな罪悪感に苛まれて狂い始めていく夫人にいつも涙が出てしまう。

 

 

 

 

最期にジュニアに左手で敬礼をし、笑顔で飛び降りていくシーンには、夫人、最後の欲(=全てから解放される?)が叶って、楽になってよかったね、とすら思えてしまう。

 

 

これでやっと、お互いが傾き合って一心同体となっていた夫人とランディが離れる事が出来る。

 

 

 

これでこそ悲劇のヒロインのハッピーエンドというべきか。

 

 

 

 

原作の「私達の運命は私達のものよ」のWeから、aloneになる瞬間でもありパンフレットで松岡和子もこのシーンが重要だと言っているだけある。

 

 

 

 

 

また、いつだったか忘れたが、始まって2週間くらいの休憩終わり、お手洗いの最後尾に並んでしまい2幕が始まる超ギリギリに入ったら、一瞬だけスタンバイする櫻子夫人を見た。

めちゃくちゃ可愛かったしドレスキラキラしてて綺麗だった。

黒いウエディングドレスの花嫁みたいで儚くて美しくて、見るだけで涙がこぼれそうだった。

 

 

 

ローズ。しっかり者のローズ。ランディローズの名前を付けた方(クドカン?)天才すぎる。夫人同様ファッションが特徴的で、ローズ柄の網タイツが可愛さとセクシーさを持ち合わせてて好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レスポールJr.(原嘉孝)…

 

舞台経験がそこまでない(というかキャストの中で一番舞台経験がない)のに、何故こんなに完成されたレスポールJrが作れるのだろう。

 

 

 

何故あれだけ強く逞しく美しいジュニアになれるのだろう。(贔屓目ではなく)

 

 

 

 

 

 

 

このレスポールJrを作る為に、このレスポールJrになる為に、常人には考えられないくらいの努力をしたか、はたまた天才なのか。

 

レスポールJrとして、そこに彼が生きているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原嘉孝を見に来たのに、

原嘉孝感、ゼロ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達の知っている嘉くんじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

初演のレスポールJrはどちらかというと、本当はひるんでいても「自分が長男だから」「王が死んでしまったから」、「ひるんではいられません!」と自分を自分で奮い立たせているようにも感じた。

 

が、「明けない夜はSOLONG」でほぼまばたきをしない原Jr様等の姿を見るに、disc2のレスポールJrは、日頃から厳しい鍛錬を積んで、何があってもいいように、と「強くなるように」育てられているように感じる。(原嘉孝本来のものなのか?)

 

 

 

蹴りが強いのも、喧嘩が強そうなのも、酒が強いのも(炎の報告でかなり飲んでいる)、マッチョなのもグレコに何から何まで教わって「王になる為に育てられた」ものの、王殺しの罪を着せられ「復讐心」の塊と化していく。

 

 

きっとフェルナンデスでパール王の所に世話になっている時も、殺陣とか教わってランダムスターの首を取る事だけを考えていたのだと思う。そう、この明けない夜が長いのだ。

 

どこからどこまでが明けない夜と捉えるかは人それぞれだと思うが、私はフェルナンデスに身を潜めてから鋼鉄城に戻ってくるまでだと捉えている。

 

 

 

そんなジュニア様が、いや、原嘉孝が、回を増すごとにどんどん強くなるしどんどん歌もダンスも台詞の言い回しも上手くなっていく。

 

 

 

メタルマクベスdisc2、これは、レスポールJr様と原嘉孝の成長物語でもある。

 

 

 

 

森山ジュニアよりもしっかりしていて、松下ジュニアよりもがっしりしていて強い。

 

 

 

「魔女に魂売り飛ばし 俺は全てを手に入れる」

 

結局最後に全てを手に入れたのはジュニアのように思えるし、「俺は俺を超えるのさ」レスポールJrが好き。

 

卵焼きのお弁当が好きなジュニア様が可愛いし(王子って普通卵焼き食べなくないか?誰に教えてもらったの…?マーシャル?それとも出てこない彼女か)、顔芸が王子のソレじゃないレベルも好きだしとにかく眼力凄くて腕ぶっとくて胸板厚めのむちむちセクシーなジュニア様が好き。1幕と2幕で声色を変えるジュニア様も好き。

 

 

 

劇団新感線の3番手を担う男、寝ても覚めても完璧な男、俺は俺を超える男原嘉孝

 

 

 

 

 

 

きよしくん。1シーンしか出てこないけど可愛くてこちらもコミカルで好き。

毎日のストロー芸に一喜一憂してる。

 

 

 

 

マクベスには否定から入るし、マクダフを自転車通学の中学生にさせるし、ナンプラーにはため口なのにバンクォーには「さん」付けするきよしくん面白い。

 

 

メタル演歌がないのが少し物足りないが、この曲を歌う場合比例してレスポールJrはひ弱になるし、きよしくんはしっかりした現場マネージャーになっていない。

歌ってほしかった…「7じゃ足りない、8光りたい…」

 

 

 

 

 

ちなみに、初演のジュニアを演じた森山未來は「俳優」であり「ダンサー」としても活躍している。

嘉くんもアイドルという枠組みを外せば「役者」でありどちらかといえば「ダンサー」なので、レスポールJrを演じられる条件として求められたのが「演技も出来て」「ダンスも出来る」事だったのでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グレコ(浅利陽介)

強すぎる。めちゃくちゃ強すぎる。

 

「目を見れば坊ちゃんが嘘をついていないことは分かる」くらいレスポールJrの教育係を全うしてきた男。このグレコにこのジュニアあり。

 

ラストシーンで背中に描かれているタトゥーが何か分からないのでどなたかご説明を頂けるとありがたい。(グレコの城のロゴではない)

 

 

オープニングからかっこいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

浅利陽介がこんなにかっこいいなんて私聞いてない!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

炎の報告で「忠臣グレコ!」で跪く所死ぬほどかっこいいし、「マジでマジでマジで!?!?」の所はジュニアと手を繋ぐ所年の離れた兄弟みたいに見えて好き。

 

 

 

 

 

 

さらにグレコのかっこよさは2幕になると強まって、

レディグレコとローマンが殺されてからのグレコがめちゃくちゃかっこよくて、妻と息子の亡骸を隣同士に置いて、さらに二人の手を重ねてあげる所が、グレコの優しさがにじみ出ていて好き。

 

 

 

マクダフ。自転車通学の中学生になる前が結構好きで、リンスはお湯に溶かして使えのマクダフ浅利バージョンもめちゃくちゃ見たかった。それと毎回書いてるサインをいただけないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆レディグレコ(高田聖子ちゃん)…

もはやマリリンモンロー。

 

セクシーすぎる。美しすぎる。歌上手すぎる。

 

50を過ぎているとは見えない。

 

林メタルでは「ハズキルーペは、メイドインジャパン!」と言いながらある時は週刊誌ある時は企画書を鍋にぶち込むツインテのメタルおばちゃん。

 

 

ある時はマクベスのファンだったのにマクダフの女になった千枚漬女シマコ。

 

 

 

 

振り幅大きすぎ。これが新感線か!!!!!

(ハリケンジャーのおぼろさんにイメージしかなかった)

 

 

 

そして元アイドルだけあって動きや存在感に華がある。すき。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆パール王(河野まさとさん)

恥ずかしながらメタルマクベスを見るまで存じ上げていなかった役者さん(何しろ新感線初なもので。。。)だったが、一瞬で彼の虜になった。

高貴で美しくて、肌ツヤのパール感がすさまじくてまるで発光しているパール王。

 

個人的に声が好き。

もはやパール王とナンプラーのメイクをしていなくても声でサンボさんだって分かる。

 

 

ナンプラーちゃん仕草も喋り方もめちゃくちゃ可愛くて好き。

 

「年長者は俺じゃない!!!」の時の焦るナンプラーが可愛い。

 

「責任者は誰ざます!!!!年長者は誰ざます!!!」の時に後ろを向いて、

自分が年長者か!と気付いて「はい!」とキョロキョロしながら手を挙げる時のパール王の顔がナンプラーちゃんに似てて天真爛漫で好き。

 

 

ナンプラーは「春巻き食べる!?」の所が可愛い。あれ本物の春巻き?50センチくらいあるよね?あれコートのポケットに入れたらベタベタになっちゃうよ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆徳永君…

物凄く歌が上手くて発生も演歌仕様なのに、

メタルの曲に合っているのが不思議。

 

歌ってる時の表情がとても好き。とても可愛い。

 

2幕、「出てこい俺の兵隊ども!!!」で肉まんを落として、やったー!って頑張って喜んでる時の表情が好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆マーシャル(伊藤玻羅馬)

ハーフみたいでお人形さんみたいな顔したマーシャル激かわ。

 

ずっとこのメイクしてほしい!ジュニアの幼馴染的な存在だけど、バカっぽくてどちらかといえば能天気だし感受性が豊かだし、ジュニアと真逆を行く存在。

 

「王になりたいか?」のシーンで、「古着屋の店長になりてぇ!」とニコニコ笑顔で夢を語るシーンが可愛いのに切ない。マーシャル、あの後古着屋の店長になれました…?

 

 

あと常川くん!久しぶり!!!

 

まさかこんな場所で再会できるとは!!!!

 

声がめちゃくちゃ綺麗ですよね!?

 

 

 

とりあえず今日はここまで!!